子どもの嘘は 愛おしい
嘘をつく子ども
時々子どもは嘘をつきます。
嘘・・・というと どうしてもマイナスなイメージがありますよね。
「本当ではない」「事実と異なる」「人を騙す」・・・
そして親は噓をついたとき子どもをすぐ𠮟ってしまいがちです。
確かに嘘はついてはいけないことだと 私たちも子どもの時に教わりました。
ですが私たちが子どものころ、嘘をついたのには 記憶はないけれどもしかしたら理由があったかもしれません('Д')
では 子どもって何故 噓をつくのでしょう。
大まかに私の子育ての経験から書いてみます☆
- 自分を守るための噓
自分がしてしまった失敗を隠したり、叱られないように保身のために
事実とは全く逆のことを言ってしまう。
例えば「宿題終わった?」に対して 終わっていないのに
「終わったよー」と平気でつく噓などもそうですよね。
2.心配させまいとつく噓
これは過干渉、心配性の親御さんのご家庭のお子さんがつきがち。
実は 私の母もかなりの心配性で、ほんの少しの切り傷でも
大騒ぎする母だったので かなり痛いのを我慢して
「大丈夫だよ」と嘘をついていたこともあったり、
熱っぽくて朝体温を計ったら38度近くありましたが、心配すると思って
そのまま学校に行き、やっぱり耐えられなくなり
運転ができない母にタクシーで迎えに来てもらったりで
逆に更に心配性をグレードアップさせてしまった経験があります('_')。
3.ママの気を引く噓
「〇〇ちゃんにいじめられた」と、事実でない嘘をついて
ママの気を引こうとする時があります。
寂しいとき、かまってほしいとき、ママとの信頼関係が希薄な時など。
4. 思春期の頃の嘘は ズバリ 親が ウザイ!
親と距離を取りたがる思春期は
とにかく 親から離れたい!
いちいち口うるさいと感じる「自立」の時は 面倒くさくて適当な返事。
これは成長の証でもあるので 私の子育ての経験からみても
ホントの嘘かどうかは見分けがつく場合が多い。
嘘・・・
1~3についての嘘は しっかり子どもと向き合えば時間もかからず解決しがち。
そして何よりb嘘をついて苦しいのは親ではありません。
一番苦しくて つらいのは子どもなのです。
大人だって「うしろめたさ」「生きづらさ」を抱きかかえたまま過ごすことほど
苦しいことはありませんよね。
もし 子どもが嘘をついてしまったとしたら、
子どもの話に耳を傾けて 嘘をついてしまった子どもに寄り添うことです。
勿論 ほっといていたら大変なことになる嘘もありますが、
それはしっかり話してあげるとよいですね。
子どもの嘘の大半は 環境でつくられた噓がほとんどです。
ゆっくり子どもの話を聞いてあげられていなかった。
少し厳しすぎたのかも・・・等々。
ほんの少しでいいので親子の時間を増やすといいですね☆
子どもの嘘の裏には 本当に愛おしい理由が隠れています。
そんな時こそ
「つらかったねぇ」と ギューッと抱きしめてあげたいものですね☆