サンクチュアリな毎日   ~子育てブログ~

☆子育てはママの強み☆  ~ゆっくりのんびり自分流の子育て~  

親の主導・誘導は子どものやる気を奪う。勉強の主導は子ども自身で。躓いた時こそチャンス。

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「ついていけなかったらどうしよう」

 

幼稚園を卒園し この春小学校の入学をされるお子さん。

そろそろ制服や、ランドセルの準備も整ってくるころ🌸

 

そんななか「うちの子ども、ついていけなかったらどうしよう」

まだ入学もしていないのに、心配しているお母さん。

何を心配しているのでしょう。

 

 

希望に満ち、可能性を秘めた子どもたち

 

それなのにその様な気持ちを抱くことは

これから先、何かにつけて心配の連続かもしれません。

 

「ついていけない」・・・。

これってもし成績のことで ついていけないと考えているとすれば

既に我が子と周りの子どもを比較しているからですよね。

 

「オギャー」とこの世に生まれ、幼少期の頃

 

・「この子らしく生きてほしい」

・「やりたいことは何でもやっていいよ」

・「好きなことを仕事にしていいよ」

 

と言いつつも

「〇〇学校に行くために」と親主導で勉強させる。

目標が、いつからか偏差値が高い学校に入学することへとすり替わってしまう子ども・・・。

 

あれやこれやとどこからか親が探してきた情報を集めて

子どもに押し付ける。

 

わっ、そういえば私も息子が大学入試の時

どこかの書物の記事の内容を写真に撮って 息子の携帯に添付して送信したことが

一度だけあったけな。思い出した😑

 

「それどこの情報?やめてくれない?俺が受験するわけ。自分の目でキャンパスにも行くし、先生と相談しながらやるからいいよ。」と 叱られました🙄

でも本当にそうだと思いました。

 

「受験」も、そもそも子どものもの子どもの課題です。

私も行き過ぎた親心で、余計なことをするところでした。

子ども自身が自分の進路先を調べたり 決めたりすることこそ「自立心」を育てる大事な時。私は息子の言葉がなければ 息子の成長を阻むところでした

 

子どもが自ら能動的に調べたり 行動すること

これが今言われている21世紀型教育の一つ。

与えられたものを 記憶・暗記してアウトプットするだけの教育ではなく

相互に考え 一人ひとりの子どもの能力だったり 才能だったりを認め合い、

尊重し生かすこと。

10人いれば10通りの答えがあること。

その答えの一つ一つを揉んで世に送り出す時代。

 

右向け右とみんなと同じ方向だけ見る子どもでは

子ども自身が取り残されていく時代になってきます。

 

「21世紀型」を理想に掲げているにも関わらず、

親があれやこれやと 準備して子どもがやらされているのでは

どんなにその時は成績は保たれてはいますが

いづれ、ついていけなくなり 子どもはやる気を失います。

 

「させよう」

こんな言葉 自然に使っているとしたら要注意です!

勉強であれ、なんであれ、「させられて」行動して結果を出している子ども。

その結果で達成感を味わい やる気が湧いてくるならまだいいのかも知れません。

 

ですが、動機付けが外側にある場合なかなか続くものではないのです。

自発的に自ら湧いてくる動機付けで行動する子どもは

上手くいかなくても 自分で原因を追究します。

 

「やらされて」上手くいっているうちは親子で満足しているものですが

納得いかない結果が出てしまうと その途端ヒステリックになる親

そしてやる気を一気に失う子どもに変身・・・。

 

しまいには 自分の失敗の度に「お母さんのせい」「他人のせい」にして

出口の見えないトンネルに閉じ込められてしまうことにもなりかねません。

 

人のせいにして生きていく人生・・・

親は誰しも

「健康であればいい」

「この子らしい人生を送ってほしい」

 

そういった親の願いはどこへいってしまったのでしょう。

生まれてくる場所と名前だけは宿命です。

ですがその後の人生は 子ども自身が自分で決めていけばいいのです。

 

困ったとき 子どもが助けをいつでも求めてこれるように

子どもとの間には ゆとりも必要です。

何でもかんでも口出しされては ウザいだけの子どももいます。

自立心が強い子どもは 周りの意見はほどほどでいいのです。

 

 

sanctuaryc.hatenablog.com

 

ところで 自分の子どもが何に興味を持ち、どんなものに好奇心を抱いていたのかを

思い出してください。

 

本を読む

プラモデルを組み立てる

外遊び

ピアノの演奏

絵を描くこと

虫や生き物

レゴ

 

きっと何かしらに夢中になっていたと思います。

 

そこ 大事ですよね。

既に子どもは自ら「学ぼう」としている行為ですから♬

私は そういう子どもを目にすると「未来」や「可能性」そのものに思えて

ワクワクします☆

 

もし 子どもと二人三脚で やってきたんだ! 譲れないことがあるなかで

「失敗した」「思うとおりにいかなかった」ことがあったとすれば

その時が「チャンス」です。

 

子どもの気持ちには寄り添いつつ

そ~っと子どもを少し離れた場所から見守ってあげて下さい。

子どもは自らの気持ちで 学びたいことを蘇らせます☆ 見つけてきます。

 

人は役割をもって生まれてきます。

私も「ザ・お母さん」ですが 5人の子どもを育てることをしながら

自分も成長すること・・・・。私のささやかな役割であり ミッション ♬

 

 

机上に勉強が好きなら その知識を生かして世の中で貢献すればよいのです✨

 

ですが

親主導で偏差値の高い学校に入れることだけが その子の幸せに繋がるかなんて保障はありません。

子どもが興味があることを大事に何を学びたいと思うのか。そして学んだことで幸せを感じるのかそこを大切に見守ること。

そのうち 自分から勉強を始めます。

 

娘は中学受験で不合格でしたが、娘自身が周りの影響で無理しているな~とは思っていました。

不合格の結果は私たち夫婦も 子ども自身も今では納得しています。

子どもの本来を見つめる「チャンス」に巡り合いました

花や自然、生き物が好きで、外遊びが好きだった娘。

幼稚園でも優しく温かい環境の中で目いっぱい体と心で幸せを感じながら過ごしてきた娘。

 

そんな娘は心を育て 自分の本来持つ能力や才能を大切にしながら学力をつけ

世界にも目を向け、その中での自分の役割を追究し、学ぶことに特化した私立の中学校に入学します🌸

だからと言って 全ては娘次第なので学校に過度な期待はしていませんが🐥

 

娘自身が選んだ中学校で 伸び伸びと自分の良さを発揮しながら

新しい可能性に出会い 愉しい学校生活を送れたら そんな風に思うところです☆

 

 

可能性がある子どもたちの世界を狭めてしまう親の主導や 親の誘導。

無理させ、子どものやる気を奪う前に

 

 

子ども本来の力や得意・能力を観察してみませんか🎠

振り返ってみませんか🎨